🔍「あれ?」と思ったときに、見逃さないことが大切です

「なんだか元気がない気がするけど、年のせいかな…」

「ちょっとした変化だから、様子見でいいよね…?」

そんな“ちょっとしたサイン”こそが、病気の前兆だったということは少なくありません。

特にシニア期の犬猫は、不調を隠すことが多いため、

飼い主さんが気づける“小さな違和感”が、とても大切です。

🐾 いつもそばにいるからこそ気づける「変化」

病気のサインは、派手に現れるものばかりではありません。

こんな小さな変化、見逃していませんか?

  • ご飯を食べるスピードがいつもと違う
  • いつもより寝てばかりいる
  • 表情がぼんやりしている
  • 触られるのを嫌がる箇所がある
  • 呼吸の速さや体温の感じ方に違和感がある
  • トイレの回数やニオイがいつもと違う
  • 目の動きが鈍くなった
  • 被毛のツヤが落ちてきた

どれも、日常の中で気づけるサインばかりです。

「大丈夫かな?」と感じた時点で、すでに何かが起きているサインかもしれません。

💡「この変化、病院に行くべき?」と迷ったときに

私は愛玩動物看護師として、日々の変化や身体のサインについてアドバイスを行っています。

ただし、診察や診断、治療はできません。

そのため、明らかに異常な症状や継続的な体調不良がある場合は、必ず動物病院で診てもらってください。

とはいえ、

「病院に行くほどでもないかも…」

「この変化が年齢によるものかどうか知りたい」

という**“グレーな変化”に気づいた時の相談先**として、お役に立てることがあります。

📋 ご相談でできること

  • 見逃しやすい体調や行動の変化のチェックポイントをお伝え
  • 状況を伺いながら、病院受診の目安やタイミングをアドバイス
  • 今後のために、変化の記録方法やチェックの習慣作りのサポート
  • ご家族が不安を抱えすぎないように、心のケアや寄り添いも大切にしています

“何かおかしいけど、どうすればいいか分からない”という時、

一人で悩まずに、ぜひご相談ください。

🐶 こんなときにご相談ください

  • シニア期に入り、少しずつ体の変化が気になってきた
  • 急ではないけど、徐々に元気がなくなってきた気がする
  • どこまで様子を見てよいのか分からない
  • 体の変化を、もっと早く気づけるようになりたい
  • 家族で話すと「年齢のせい」で片づけられてしまう

こうしたお悩みに、看護師としての視点から丁寧に寄り添います。

🧭「迷ったときの“第1の相談相手”」として

病院に行く前に、

家族だけで悩みを抱えこむ前に、

「ちょっと相談してみようかな」と思える場所があることで、

病気の早期発見や、介護を始める前の気づきにつながることもあります。

🌿「気づける力」は、飼い主さんの宝物です

犬猫たちは言葉で伝えられない分、行動や表情、日常の中で小さなサインを出しています。

それに気づけるのは、いつもそばにいる飼い主さんだけ。

「早く気づけてよかった」と思えるように、

あなたの“気づく力”を一緒に育てていきませんか?