シニア期を迎えた犬猫の飼い主さまから、日々さまざまな介護に関するご相談をお受けしています。
ここでは特に多いお悩みを5つのカテゴリーに分けてご紹介し、それぞれに対するアドバイスや対応策もご案内します。
【食事】のお悩み
よくあるご相談:
- 食欲がなくなってきた
- 硬いフードが食べづらそう
- 病気に合った食事が分からない
- むせや吐き戻しが増えた
- 食事に時間がかかる
アドバイス例:
- 食事を温めて香りを立たせると、食欲が刺激されることがあります。
- フードをふやかしたり、ペースト状にすることで、飲み込みやすくなります。
- 病気に応じた療法食を、獣医師の指導のもとで選びましょう。
- むせる場合は姿勢の調整や少量ずつ与える工夫が効果的です。
- 介助食器やスプーンでの補助も選択肢のひとつです。
【排泄】のお悩み
よくあるご相談:
- トイレの失敗が増えた
- おしっこやうんちの回数が減った
- おむつを嫌がる
- 排泄物の状態が気になる
- 自力でトイレに行けない
アドバイス例:
- トイレの数を増やし、移動しやすい場所に配置しましょう。
- 水分補給や軽いマッサージで排泄を促すことができます。
- おむつは素材やサイズを見直して、少しずつ慣らしましょう。
- 排泄物の変化は健康のサインです。記録を取り、獣医師に相談を。
- トイレまでの移動が難しい場合は、防水シートや介助具を活用しましょう。
【環境】のお悩み
よくあるご相談:
- 滑って転ぶようになった
- 段差がつらそう
- 快適な寝床を用意したい
- 徘徊して危険
- 暑さ・寒さの調整が難しい
アドバイス例:
- 床には滑り止めマットやラグを敷くと安心です。
- スロープや介助具で、段差の負担を軽減しましょう。
- 床ずれ防止には通気性・クッション性に優れたベッドを。
- 徘徊する場合は安全な囲いを作り、怪我を防ぎましょう。
- エアコンや加湿器で、快適な温度・湿度管理を心がけてください。
【認知症】のお悩み
よくあるご相談:
- 夜鳴きがひどい
- 飼い主を認識しないように見える
- 同じところをぐるぐる回る
- トイレの場所を忘れる
- 名前を呼んでも反応が薄い
アドバイス例:
- 昼間に刺激を増やし、夜は照明や音楽で安心感を。
- 声かけや触れ合いを増やし、安心できる時間を作りましょう。
- 徘徊には安全対策を。ぶつかり防止のクッションもおすすめです。
- トイレの場所は視覚的な目印をつけるとわかりやすくなります。
- 香りや触感で刺激を与え、認識を促す方法もあります。
【看取り】のお悩み
よくあるご相談:
- 最期をどう迎えさせたらいいか分からない
- 安楽死を考えるべきか迷っている
- 苦しみを軽くしたい
- 最期のサインが知りたい
- ペットロスがつらい
アドバイス例:
- 静かで安心できる空間で、穏やかな時間を大切に。
- 安楽死の選択は、獣医師と十分に話し合って決めましょう。
- クッションや薬のサポートで、痛みを最小限に抑えることが可能です。
- 呼吸の変化や反応の鈍さは、旅立ちのサインかもしれません。
- 心のケアも大切です。ペットロスに寄り添う支援も行っています。
🐾 介護で不安を感じたら、ひとりで抱えずにご相談ください
ペチュニアではもう少し細かくその子に合った工夫をご提案いたします。
どんな些細なことでも構いません。
「最近ちょっと様子が変わったな…」と思ったら、お気軽にご相談ください。
あなたと愛するパートナーが、最後まで穏やかに過ごせるようサポートいたします。
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